内臓脂肪ダイエット - 内臓脂肪を燃焼・効果あるダイエットの知識

内臓脂肪ダイエット、次は糖質です。糖質・脂質・タンパク質、これらは摂取することで各消化器官によって糖類・脂肪・アミノ酸として肝臓へまわされます。一部の糖質は筋肉行きます。肝臓から全身にエネルギーとして送り出されます。

過食した場合、グルコース過剰のまま肝臓へ行き、脂肪酸が生成され消費過剰分は脂肪として蓄積されてしまいます。もうすでにご存じの通り、このグルコースと言うのは筋肉・脳、そして神経の主要なエネルギー源とされています。一番大事な脳に関して言えばグルコース蓄積機能がないのです。

脳には通常、ある一定のグルコース供給が必要で、仮にこの供給が止まった場合、生命維持に大きな支障をきたします。そのため、三大栄養素と言われる”糖質・脂質・タンパク質”はグルコース変換能力と調整機能がそなわっているのです。

ここで疑問ですが、ではなぜ太るのでしょうか、変換能力と調整能力が備わっていれば、太らずに済むはずです。ところがこの”糖質・脂質・タンパク質”を変換できるのは、一方通行であるという事なのです。

過食した場合の、摂取エネルギーの過剰分はグリコーゲンや脂肪となって蓄積されます。脂肪の材料となる脂質は糖質から出来ていますので糖質は簡単に脂肪に変化します。

肥満で重要な事は、一方通行の原則で、脂肪の糖質への変化は存在しないという事です。糖質が不足した場合は、タンパク質が糖新生によってグルコースに変化します。

栄養素の消化と吸収は、言い換えれば時間をかけてゆっくりと進行していく、穏やかな栄養素の吸収です。急激な吸収は、肝臓の脂肪酸合成系酵素を活性させ、脂肪の蓄積が行われ肥満となります。